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魔法が使えない王女は王家の恥、よって生け贄にするという女王の非情な言葉に、
実の娘であるアンジェラは耳を疑った。
「アンジェラを取り押さえなさい」
「お母様っ!?」
逃げようともがくアンジェラの胸元がはだける様を見て、女王は更に冷たく言い放った。
「……まぁ。なんてふしだらな娘なんでしょう。お仕置きをしなくては」